まさかの裏切り発覚

「なに・・・これ・・・。」
そのりょうたという人物は、紛れもなく私の彼氏であるりょうたでした。
生年月日、出身地、住んでいる地域、職業など、彼のデータは全て私が知っているりょうたのものと一致していました。
そして、ダメ押しの証拠となったのは、彼が設定していた自分のプロフィール写真です。
そこには、私と一緒に撮ったプリクラが載せてありました。
私の顔はモザイクで隠してありましたが、それを見た瞬間、私の脳は完全にフリーズしていました。
こんなにわかりやすい証拠をわざわざ出会い系に載せていたなんて、彼は一体何を考えていたのでしょう。
口の中がカラカラになり、手足が冷たくなり震え始めました。
怒りなのか、悲しみなのかわからない気持ちが胸の奥からフツフツと湧き上がってきます。
なぜ出会い系に登録なんてしてるのか、どうしてこんなものを使っているのか、いつから利用していたのかなど、次々に疑問が湧いては、動かない私の頭の中をぐるぐる回りました。
見たくないけれど、指が勝手に動いてしまう。
私は、震える指で、りょうたの掲示板に投稿したメッセージをクリックしました。
☆りょうた☆『誰か癒して゚(゚´Д`゚)゚ 土曜日誰か遊ぼうよ☆最近勉強ばっかりで、全然息抜き出来てなーい!誰か助けて↓↓ついでに下の息抜きもお願いしたいな(笑)』
今見たメッセージを頭が理解するのを拒否しているような感覚に陥りました。
そこは間違いなく出会い系サイトで、自分の彼氏はそこへ登録しメッセージまで残している・・・私はめまいを起こしそうになりながらも、何とか意識を保ち、他のメッセージをクリックしました。
そして、それらのメッセージに、私は完全に打ちのめされてしまいます。

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