出会い系サイトにアクセスしてみた

りょうたは、大学に通うために地方から出てきており、実家は新幹線でないと帰れないところにありました。
私は「わかった!なんだか大変そうだね(/ω\) 連絡待ってるよ。」と返事をして、そのまま図書館へ出かけました。
私はなんとお気楽で馬鹿だったのでしょう、りょうたを疑うということもしないで。
いや、私の中で、りょうたが裏切るはずがないと漠然と思い込んでいただけでした。
彼が本当はどんな人間だったのかを、知ろうともしていなかったのです。
図書館へ行ったものの、なんだか集中できなくて、早々に勉強を切り上げて帰ってきました。
ぼんやりと携帯電話を眺めていましたが、彼からの連絡は、その日一日ありませんでした。
私は暇だったので、ケイコに教えてもらったサイトのことをふと思い出し、そこへアクセスしてみました。
そこでやっと、私はそのピュア・ラブが出会い系サイトであるとわかったのです。
世間で、出会い系サイトの特集が組まれているニュースを放映していたり、新聞で事件を見たりなど、出会い系という文字を見かけることが増えてきていたので、その時になって初めて、自分が出会い系サイトにアクセスしていると認識しました(それほどまでに、私は世間のことに疎かったのです)。
別に利用するわけではないし、お金もかからないみたいだから、覗いてみるだけ見てみようと思い、サイトを見ていました。
「へぇ・・・、最近の出会い系ってすっごいしっかりしてるなぁ。」
初めて閲覧する出会い系サイトに、なんだか私はいけないことをしている小学生のような気分になっていました。

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